「lifestyle」カテゴリーアーカイブ

なでしこブランド2018

横浜の田んぼと、

女性たちの健やかな

食生活を応援したい!

そんな想いから始めた

よこはま玄米PAN&Goの商品開発。

次年度の神奈川なでしこブランドに

認定されました!

神奈川県内の、女性が開発した

優れた商品を支援しようという

なでしこブランド、

今後はさまざまな機会で

皆さまにPRされるようです。

田んぼで米作りの話を聞いてから、

ずっと胸に温めてきた

お米愛♡

そして私の話に共感し

一緒に活動してくれた友人たち。

いろんな想いと人とが繋がって

小さな渦が少し広がった

ことに感謝します!

 

認定式には、ゼロ歳児と一緒に

開発に協力してくれた

管理栄養士の友人も一緒に記念撮影。

 

ちょうど同時期に

新規事業を始めた別の友人の

女子とも話していたのですが、

「たとえ小さくても、

動き続けることで

だんだん渦が広がるんだよね、

苦しくても止まっちゃダメなの」

と盛り上がりました。

 

私たちの働き方改革、

これからも頑張ります!

神奈川なでしこブランド2018認定のみなさんとプレス発表&記念撮影。タレントの 金子貴俊さんもゲストトーク。

続きを読む なでしこブランド2018

Start up! & Hands!

ついに! 商品開発を続けてきた
よこはま玄米を使った
インスタントごはん
「PAN & Go」が
発売となりました。

昨年は、果たしてちゃんと形になるのか、
ハラハラドキドキ、
試行錯誤しながら続けてきましたが、
ようやく皆さんの手に渡すことが
できたことは嬉しい限りです。

これも、開発に協力してくれた
SWCのメンバー、友人たち、
農家さんたちのおかげ。

初の発売イベントは、
東急ハンズ横浜店にて開催されました。

よこはま野菜のマルシェと
PAN & Go試食販売会を同時開催し、
たくさんのお客様と
直接お話できたことは、
今後の開発を進める上でも
大きな収穫でした。

ハンズのお客様は、
モノ、食へのこだわりが人一倍で
かつ意識の高い方々です。

そんな方たちだからこそ、
「なぜ横浜の玄米?」
「なぜフライパン?」
という開発ストーリーも、
すんなり共感してくださり、
その場で意気投合!
してしまうこともしばしば。
販売も忘れるくらい、
皆さんとの交流を楽しませて頂きました。

食べて応援!食べる元気!
よこはまの農を元気に、
そして食べたひとも元気に!
なることを願って作った

「PAN&Go」、
たくさんのひとに届きますように!

販売は東急ハンズ横浜店(1個から買えます)のほか、通販サイト(6個からのセット販売のみ)にて。

たねまるしぇ 通販サイト http://pan-go.smart-womens.org

Amazon https://www.amazon.co.jp/PAN-Go-パン-ゴー-3種の味6個セット/dp/B071DN2PCJ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都市大学 講演会、発見のたまご

東京都市大学で10月に開催された、
環境ISOフォーラムにて講演を行いました。

テーマは「見つめよう、明日の暮らし」。

これまで同大学の伊坪研究室の協力で進めてきた
ローフットフードの取組みを中心に、
世界の気候変動と食糧の未来や
フードロスの現状、
いま、私たちができることなど
お話させて頂きました。

とくに、フードロスの問題は、
世界の食糧生産の約1/3がムダに
捨てられているという現状から、
UNEPも熱心に普及啓発を行っています。
9月に行われた国連会議では、
牛の飼料用穀物を使った
ハンバーグが出たことも話題でした。

burger

そして盛り上がったのは、
学生たちとのディスカッション。
200人超の学生、一般の参加者も
ぐっと身近に感じられるユニークな試みでした。

「でも、お金がない僕が取り組むには
どうすればいいですか?」

どきっ。

そんな発言も、学生さんならでは。
自炊って本来は外食、中食よりも
経済的には低コストだと思うし、
ローフットフードは
環境を考えてリサイクル食材でも作れる、
でも、つくる術を知らなければ
なかなかできない…たしかに。

理想と現実のギャップのジレンマ、
みたいなことを感じつつ、
うっかり、卵かけご飯で
笑いをとってしまった。

これからは料理好きな人だけでなく、
若い人や、忙しい人たちにも向けた
エコな食材開発も必要かもしれない。
インスタント感覚で作れる
ローフットフードがあれば、
食の環境負荷はぐんと減らせるかも?

学生さんとの対話からもヒントを頂き
実りある講演会となりました。

みなさま、ありがとうございました。

 

環境大臣賞@good life award

3月14日に行われた環境省主催グッドライフアワードにて、
私たちの取組みが、環境大臣賞特別賞を受賞しました!

「キッチンから資源節約を見える化、
ローフットフード」

3年前にスタートしたこの活動も
これを機に、もっと多くの人たちに浸透することを願います。

ローフットフードとは・・・

資源の無駄、エネルギーの浪費を押さえた
食材選びや調理法のこと。
CO2削減、水使用量削減を家庭で実践できる取組です。

チリもつもれば、じゃないけど、もし本当に
先進国のひとり一人が毎日
フットプリントを意識して暮らすようになれば
かなりのCO2&水削減になります。

これまでは、自動車、住宅、家電などの“モノ”を中心に
省エネの議論がされてきたけれど、

実は毎日の“食”も、地球環境にとっては
見逃せない落とし穴!なんです。

たとえば目の前のお皿にステーキ1枚(200g)、
ドンとあったとして、
それだけでも水1.1トン、CO2 1800gを消費します。
いやはや、とくに水の使用量がハンパない!

とくに牛肉は、成長までの数年間、
飼料となる穀物を大量に消費することから
水使用量が増大してしまうのです。

もし先進国の私たちが、このまま数十年後も同じような
食習慣を続けていたらどうなるでしょう?

温暖化、水問題、食糧危機など、
グローバルな視点でのさまざまな社会的課題を考えたら
やっぱり身近な食習慣から改善していかなければ、と思うのです。

とはいえ、まだまだ一般家庭においては
「フットプリントって何?」
「なぜそんなに水を使うの?」
などなど、食に関する環境評価への理解は十分とはいえません。そんな家庭の主婦や子供たちにも、なるほど! と
共感、行動してもらえるように、
わかりやすく食材別、キッチンの単位別に
“見える化”したのが今回の取り組みでした。

私たち女性は、キッチンに立つとき、
家族のことを思って料理をするものですが、時には
地球のこと、世界の厳しい環境に暮らす人たちのこと、など
想像を膨らませてグローバルな気持ちで料理をしてみたいもの。

“Good life for someone in the world,

Good life by everyone!”

受賞式で最後にお話したのは、この言葉。

good life award

環境大臣賞というすばらしい賞が、
みんなの行動を後押しするきっかけとなりますように!

 

そして3年間、よきアドバイスをくださった
東京都市大学 伊坪徳宏先生とゼミ学生の皆さんに
心から感謝します。

IMG_3183

 

余白という、住まい方

11/21からスタートした「スマートな住まい・住まい方カフェ」に

私もコーディネーターとして参加、

講師と参加者とをつなぎながら

一緒に住まい、住まい方、そしてまちのことなど、考えています。

第1回目のカフェで印象的だったのは、

「余白を残した家をつくる」ということ。

余白によって、そこに住まう人が主体的に空間を作っていくことができる

というお話は、これからの新しい住まい方の一例を示しているように思えました。

モノよりコト、ひとが大事であるということ。

それは家だけじゃなく、まちづくりでも同じことがいえそうです。

くわしくはこちらの第1回目のレポートで。

「住宅は、住むための道具である」——–まるでコルビュジェのモダニズムに疑問を投げかけるかのように、これからの時代の“住まい方”の新しい キーワードを導き出した第一回目の「スマートな住まい・住まい方カフェ」。講師には内山博文さん(株式会社リビタ)を迎え、革新的なリノベーションを手が けてきたこれまでの住まい提案と、これからのまちづくりについてお話を伺いました。

thumb_04

今後、2015年2月まで全5回の講座が開かれる予定です。

ぜひご参加ください。

スマートな住まい・住まい方カフェ
主催:株式会社テレビ神奈川/横浜市

9%の憂鬱。消費生活相談から。

65,595件。
実はこれ、H25年度の神奈川県内の消費生活相談の苦情件数です。
昨年度に比べて9%の増加となりました。
先日行われた、神奈川県の消費生活審議会では、この9%が議論されました。
なぜ増えたのか? 対策は? 暮らしの変化は? などなど。

今年度より私も消費生活審議会の委員として参画させて頂き、
生活者の視点から、暮らしの変化について意見しました。

苦情相談の1位はデジタルコンテンツ、
また増加の目立つ商品は健康食品で前年度の2.3倍、
そして年々増加する住宅リフォーム工事も前年比15%増加。
高齢者の苦情相談は21.3%増加。

こうした背景には、やはりネット社会の普及があります。
従来、高齢者と呼ばれてきた世代の人たちもスマホなどの普及により
今ではネットを使いこなすようになりました。
また高齢者の弱みにつけこんだ、訪問販売も増えています。

けれども、数字に見えないもっと深いところでは、
高齢者の単身世帯が増えているということも関係あるかもしれません。
昔なら「おばあちゃん、それはやめたほうがいいよ」とか
「じいちゃん、それは僕が買ってくるから」という家族が一緒に
いたのですが、単身ゆえに身近な人に相談できずに
詐欺に引っかかってしまう・・・・という苦情が増えていることも事実でしょう。

そう考えると、実は急増している“オレオレ詐欺”も、
問題の根本は高齢者の問題というよりも、
核家族化による単身世帯の増加という
暮らしの変化が実は大きな要因なのかもしれません。

@敬老の日に。

family2

photo Public Domain成瀬巳喜男

まちレシピ@有隣堂本店

雑誌「コトレシピ」3号にて特集した
「だんごコミュニティ」をきっかけに
有隣堂伊勢佐木町本店にて、6月8日に読者イベントを開催しました。

まちをメディアに、どきどきわくわくするコトを創っていこう、
という趣旨ではじめた「まちレシピ」の記念すべき第一回め。
みらい出版、有隣堂本店、スマート・ウィメンズ・コミュニティによる
まちレシピ実行委員会を結成しての開催となりました。
ウォーキングに関しては、みんなの元気学校さんに協力頂きました。

横浜を舞台に数々の小説を書いてきた山崎洋子さんを講師に、
横浜の歴史と、ポールを使った街歩きを楽しむ
「ハマの歴史&ポールウォーキング」というイベント。
あいにくの天気にもかかわらず、大勢の皆さんにご参加頂きました。

0608polewalk
前列左から3番目が山崎洋子さん、その隣の隣がワタクシです。

もともと私はノルディックウォーキングを趣味としているのですが、
全身運動をしながら、ほどよいスピードで街歩きが楽しめる
このスポーツは、年齢に関係なく若者からシニアまで参加できます。
参加者も、若者から上は87歳!まで、
まさに老若男女のだんごコミュニティとなりました。

やって良かった~、とつくづく感じたのは、
読者の皆さんとリアルに交流できたこと。
さすがに皆さん積極的で、街歩きの際にはいつの間にか
皆さんのほうが講師として解説してしまうほど。
知識も経験も豊富で逆にこちらが、教わることが多かったくらい。
参加者同士の交流も行われて、次はどこを歩こう?
などと、サークル感覚の盛り上がりも。

これまで雑誌は、誌面を通して一方通行の情報発信をするものでしたが
これからは、まちや書店も「メディア」となる時代なんです。
リアルな場所を通して、双方向の交流を生み出すことも、
私たち、作り手が考えていかなくちゃ、と思うのです。

だんごコミュニティのススメ

「コトレシピ」春号 no3. ライフスタイル版の特集は、
「だんごコミュニティのススメ」でした。

だんご? え、何それ?

と思うなかれ・・・想像してみてください。
串に刺さった、おだんごのカタチ。
団子3兄弟のごとく、なんだか片寄せあって仲良さげでしょ?

これからは、老いも若きも、男も女も、
世代を超えて縦につながりあえるコミュニティが
大切なんじゃないかと思うのです。
私にも年上の“友人”と呼べる素敵な大人たちがいますが、
いつも彼女、彼らからは、たくさんの刺激を受けています。
そして世代を超えたコミュニティのなかで、
知見を分け与えてくれる年輩者たちは、いつも若々しく元気!

多様な世代と交流することで、互いに刺激しあい、支えあい、
アクティブに今を楽しめる“だんご社会”、
これからの高齢化社会には、そんな異世代交流の場が必要だと思うのです。

koto3 cover

というわけで「コトレシピ」のうち、
私が編集長を務めるライフスタイル版の分冊では
「だんごコミュニティ」のいろんなカタチをご紹介しました。
(書店売り版では、合本として入っています)

 

取材にご協力頂いた皆様、ありがとうございました!
表紙撮影にご協力くださったのは、トライアスロンの名門、
稲毛インターナショナルトライアスロンクラブの皆さま。
下から小坂さとみさん、千葉大会で世代優勝を果たした私の友人。
そして主婦アスリートの水戸しのぶさん、
パラトライアスロン選手の秦由加子さん。
とっても素敵なだんごコミュニティの皆さんでした。

 

コトレシピ春号「ラクになる夫婦関係」

夫婦関係って、すごく身近なことだけれど

なぜか一般誌で取り上げられることって少ないですよね。

婦人公論みたいな深刻なことじゃなく、

もっと身近な毎日の暮らしのなかでのちょっとしたこと。

仕事や家事もこなしながら、

自分の好きなこと、夫や家族の世話を両立させるにはどうすればいい?

そんな「ラクになる夫婦関係」について

いろんな女性たちの話を聞きたい!と思い

雑誌『コトレシピ』で特集しました。

女性の時代とか、世間ではいろいろ言われるようになったけれど

そうやって女性がいきいき過ごせるのも、

家族や夫がちゃんと見守ってくれるからこそ。

頑張り過ぎずに、ラクに夫婦関係をこなすための秘訣や、

シニア世代の女性たちの、定年後の夫との過ごし方について

私が編集長を務める

『コトレシピ ライフスタイル版』でご紹介しました。
(こちらは、やずや顧客限定冊子)

書店売り『コトレシピ』にもダイジェスト版が掲載されています。

ぜひ一緒に考えてみてください。

IMG_0599kotorecipe上はやずや顧客クラブ向け冊子、下は書店売り合本

ローフット・フードが世界を変える。


ローフット・フードって知っていますか?

Low Footprinted Foodの略で、地球への環境負荷と食との関係を

もっと多くの人たちに知ってもらいたくて、この呼び名を考案しました。

CO2排出=カーボンフットプリント、

水消費=ウォーターフットプリントの値が少ない食材、または調理法を

一般消費者にもっと知ってもらうための、新しい試みを

H24年度から神奈川県の協力を得てスタート。

2年目となるH25年度は、神奈川県の委託により

ローフット・フード講座の開催、小冊子の作成を行ってきました。

 lowfoot001

私が主宰する(一社)スマート・ウィメンズ・コミュニティの企画・主催、

専門的なデータや調査については、東京都市大学 伊坪徳宏研究室に

ご協力・指導して頂き、伊坪先生はじめ学生の皆さんと一緒に遂行!

LCAに関しては第一線で活躍されている

伊坪先生にご指導頂けたことは、本当に大きな刺激になり

ひたむきに頑張る学生さんたちとのセッションも得難い経験となりました。

lowfoot food stuffs
12/7開催のローフット・フード講座スタッフ集合写真。
前列中央左は、講座のレシピを監修してくださった横田美宝子さん、調理アシスタントの田中さん(中央右)。横田さんの隣が私。後列と田中さん隣は伊坪ゼミの学生さんたち。そしてスマート・ウィメンズ・コミュニティのメンバー中島まゆみ(左端)、山内マヤコ(右端)。

世間ではオープンデータの活用が話題となっていますが、

今回の取り組みはまさに、大学の膨大な量のオープンデータを活用し、

暮らしに役立つ、消費者のための取り組みができた好例ではないかと。

すでにあるウォーターフットプリントのデータを

もっとわかりやすく消費者に伝えるため、今回チャレンジしたのは、

すべてキッチンの単位に置き換え計算すること。

たとえば菜種油なら、大さじ1杯で4Lのウォーターフットプリント・・・という具合。

これを一般的な食材、加工食品50品目において計算し、一覧表を作成しました。

これを活用すれば、日々の献立を考える際にも、

ちょっと環境負荷を意識して、食材や調味料を工夫することが、

地球環境を守る一歩となるかもしれません。

消費者庁が今年のテーマとしている「消費者市民社会の形成」も、

日常の身近なひとコマが、いくつも重なり合って作られていくもの。

そんな願いをこめて続けてきた私たちの活動が、

H25年度の全国消費者フォーラムのテーマの一つに選ばれました!

この活動、「ローフット・フード」が全国の消費者に伝わりますように。

  lowfoot food kouzaDSC_0053