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What’s blue carbon?

海もCO2吸収しているって
知っていました?
海のCO2削減の取組み、
ブルーカーボンが
ますます注目されています。

銀座三越にて連続講座
フジテレビpresents
「ブルーカーボン連続セミナー」
が開かれ、私もMCとして
ご協力させて頂きました。

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東京海洋大学 刑部教授はじめ
九州工業大学の浦環先生や
さかなクンなど、
海洋研究の第一人者の皆さんが
海と地球環境のこと、
海洋資源、海洋生物など
興味津々のお話を講義。

なかでも衝撃的なのは
CO2の30.5%は海に吸収され
それによる海の酸性化が
進めば海の生物多様性が
損なわれてしまうということ。

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海に囲まれた日本の私たちは
海の幸とともに暮らし、
独自の海文化を育んできました。
江戸前の食文化も、
東京湾の豊かな恵みがあってこそ。
でもいつかその恵みが
失われてしまうなんてことが
ないように、私たちは
海の環境と温暖化について
もっとマジメに
考えていかなければ、
と思ったわけです。

セミナーには、子ども連れの
お母さんも多く参加され
環境教育のことなど
積極的な意見もありました。

これまではシンポジウムなど
専門的な議論が多かったのですが
三越という開かれた場で
セミナーが行われることで
子どもも大人も、
より身近な問題として
海の環境について考えて
もらうことができました。

最終日には、リピーター参加の
女の子から、手作りの
魚のしおりのプレゼントを
頂いて感激!でした。

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SATOUMIへ。ブルーカーボン・シンポジウム

里山があれば、里海もある。
里海とは、そこに遊び、
自然の恵みを頂く、
人と海が寄り添う
昔ながらの暮らし方。

1月22日に開かれた横浜市主催の
第4回ブルーカーボン・シンポジウムin横浜では、
さまざまな識者の方々が、
横浜の海と、海の環境についてお話し、
私も司会・進行役として参加しました。

海の公園

パネルディスカッションでは、
横浜の海のこれからについて
大いに議論が盛り上がりました。

里海の定義とは、
「人手が加わることによって
生物多様性と生産性が
高くなった沿岸海域」。

いまや英語表記の
SATOUMIとして
海外でも注目されています。

NHKのプロデューサーで
里山資本主義の仕掛け人でもある
井上恭介さんも登壇され
広島で海を再生した方々の
取組みを紹介していました。

海に牡蠣や藻場を取り戻すことで
海がきれいになって魚も戻る。
自然の循環が大事なんですね。

一方、横浜の海はというと
私たちが触れられる海、
つまり砂浜はわずか。
一人当たりの砂浜距離は4mm。。。
寂しいかな。
海に臨む港町ながら、
人の暮らしからは離れてしまった。

この目の前の海という資源を
もっと活用できれば
どんなにか楽しく豊かになる?

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ベイサイドマリーナの岡田豪三さんは
ヨットの楽しさと港の発展を、
金沢臨海サービスの座間吉成さんは
海の教育の大切さを
そして横浜市の信時正人さんは
まちづくりと海の未来について
語ってくださいました。

横浜から、もっとSATOUMI、
広がっていきますように!