食べることは命を育むこと。
食育の現場を通して、
食の大切さを実感できる
映画『いただきます』の
親子上映会&みそ作りワークショップを
11月20日開催しました。
福岡にある高取保育園は
昔ながらの和食給食を実施していて
映画では、小さな子どもも
納豆、ひじき、みそ汁を
うっまい!もぐもぐと
おいしそうに食べていて
こちらまで食べたくなってしまうほど。
トークセッションでは
VIN監督といろいろお話しましたが
「映画のためにおいしい顔
してるわけじゃなく、
これは天然のおいしい顔。
子どもたちはみんな残さず完食します」
とのこと。
保育園の園庭にある丘で、
思いっきり遊ぶ子どもたちは
お昼にはお腹がぺこぺこで
おいしく食べられるんだそう。
都会の保育園では子どもが走り回る
環境もなかなか難しいけれど、
ここは地域の人たちが一緒に、
子育ての環境を守ってきたから
きちんと自然が残されている、
そんな話を聞いて共感しました。
また今回は、ウーマンエキサイトの
「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよ」
プロジェクトに賛同し、
お母さんたちが赤ちゃんと一緒に
鑑賞できるようゴザ席も用意しました。
映画とリンクして赤ちゃんのリアルな
泣き声が響く会場は、
とても温かなムードに包まれ
参加者も「子育てのために協力したい」
とみんなの気づき、交流も生まれました。
リラックスした雰囲気の中、
赤ちゃん連れのお母さん、
働く女性保育士さん、
おばあちゃんなどさまざまな方々がご参加。
皆さん、自分なりの発見、
気づきを得てイベントを楽しんでくださいました。
映画上映会のあとは、
みそ作りワークショップを開催。
参加者全員が「みそ作りは初めて」
という方ばかりでしたが
みそ作りは、意外とカンタン。
「おいしくなーれ!」と
気持ちをこめながら、
ぺったん、ぺったん、
みそ玉を作っていきました。
アンケートで頂いた皆さんの感想にも感激です。
「0才の子どもが食事の時に指差して“これ食べたいよ”と伝えている姿を見て、私まで嬉しくなりました。食べることは生きること、というのはよく聞きますが、食事が子どもたちを育んでいると実感できる映画でした」(保育園 副園長)
「日本人で良かった〜と思いました。日本の食を受け継いでいくことの大切さ、もっともっと純粋に命、食について考えていかなければと思いました」(保育士)
「わが家でも和食を中心にした食生活をしていますが、まだまだ足りないと思いました。保育園は一日の大半を過ごす場所なので、映画の高取保育園はとてもうらやましい環境です。自分なりに工夫していきたいです」(OL)
「全部、美味しかった! 家庭の和食力を強めるために、この映画はパパ、ママ、ジジ、ババ、みんなで観るようになればとても良いと思います」(自由業)
「横で赤ちゃんの声がする中で、この映画を観ていると、子どもの未来のためにベストのことをしてあげなくちゃ!という気持ちになりました」(保育士)
「こんなに心地よい映画、人に出会える集い、人生ってなかなかいいなぁって感じです。育児に関しては、まずは自分から変わることだ! と思いました」(主婦)
「自分の食生活との差にびっくりしました。普段和食をあまり食べないので、今後少しでも取り入れられるように試していきたいです」(OL)
「家族4人で久々に映画を観れました。夫が食事の大切さを映画で感じてくれたことも嬉しかったです」(OL)
「子どもの時に本物の味覚を知っていれば、大人になってもごはんとみそ汁に戻ってくると思うので、もっと子どもたちに食生活の大切さを伝えたい」(OL)
—–こうした皆さんの感想が聞けたことは、私たちにとっても大きな収穫です。ご参加の皆様、ありがとうございました!
映画『いただきます』親子上映会&みそ作りワークショップ
開催日:2016年11月20日
会場:吉野町市民プラザ
映画いただきます HP http://itadakimasu-miso.jp