『ふるさとづくり』ガイドブック(内閣官房発行)の
インタビューページのお仕事をさせて頂きました。
うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし …、
ふるさとってそんなイメージだけれど、東京生まれの私には
ふるさとって呼べるほどのものがないと常々思っていたところ、
このガイドブックは、違った視点での解を与えてくれた気がします。
「ふるさと」とは、こころのよりどころ
大都市に生まれ育った私たちにとっては、
「こころをよせる」「そこにかかわる」ことのできる場所が、
新しいふるさとになる、と。
明治大学の小田切徳美先生のインタビューでは、
そんな「ふるさと学」のお話から広がって
先生のご出身である横浜本町小学校校歌、
そして『あまちゃん』は優れたふるさとづくりのモデルケースである、など
誌面には書けなかった面白い話題もいろいろ。
『農山村再生』などの著書を多数書かれている小田切先生ならではの
ふるさと再生への想いにふれ、
ふるさとを見つめること、かかわることの意義を、再認識。
個人的にはちょうど山梨県道志村で
間伐ワークショップなどをやっていた時期とも重なって
お仕事ながらも、なんだか個人的に勉強させて頂いたような
忘れがたいセッションでもありました。