里山があれば、里海もある。
里海とは、そこに遊び、
自然の恵みを頂く、
人と海が寄り添う
昔ながらの暮らし方。
1月22日に開かれた横浜市主催の
第4回ブルーカーボン・シンポジウムin横浜では、
さまざまな識者の方々が、
横浜の海と、海の環境についてお話し、
私も司会・進行役として参加しました。
パネルディスカッションでは、
横浜の海のこれからについて
大いに議論が盛り上がりました。
里海の定義とは、
「人手が加わることによって
生物多様性と生産性が
高くなった沿岸海域」。
いまや英語表記の
SATOUMIとして
海外でも注目されています。
NHKのプロデューサーで
里山資本主義の仕掛け人でもある
井上恭介さんも登壇され
広島で海を再生した方々の
取組みを紹介していました。
海に牡蠣や藻場を取り戻すことで
海がきれいになって魚も戻る。
自然の循環が大事なんですね。
一方、横浜の海はというと
私たちが触れられる海、
つまり砂浜はわずか。
一人当たりの砂浜距離は4mm。。。
寂しいかな。
海に臨む港町ながら、
人の暮らしからは離れてしまった。
この目の前の海という資源を
もっと活用できれば
どんなにか楽しく豊かになる?
ベイサイドマリーナの岡田豪三さんは
ヨットの楽しさと港の発展を、
金沢臨海サービスの座間吉成さんは
海の教育の大切さを
そして横浜市の信時正人さんは
まちづくりと海の未来について
語ってくださいました。
横浜から、もっとSATOUMI、
広がっていきますように!