「smart womens」カテゴリーアーカイブ

ワタシ・ブランドの作り方

頑張る女性たちの背中を押したい。
そんな想いから、
「輝く女性起業家プロモーションウィーク」(横浜市主催、モザイクモール港北共催)
の最終日の2月18日、
「ワタシ・ブランドの作り方・
起業女子会」を
モザイクモール港北にて
開催しました。

阪急商業開発の松井部長さんと。 女性の感性の活かし方をお話くださいました。

私自身、これまで海外ブランドの
創業家、CEOなどのトップに
直接インタビューしてきて
学んだブランド哲学を
ライフスタイルジャーナリスト
としてお伝えすること。

そして、この2年間育ててきた
食の商品開発の経験を
皆さんに役立ててもらうこと。
という2つの側面からお話しました。

実は、私は地域の食に関わるとき、
自分が食とは関係のない
キラキラしたブランド業界で
キャリアを積んできたことに
何か後ろめたさのようなものを
感じていたのですが、
一見関係のない業界であっても、
これまで積み上げてきた経験は、
役立っていたことに気づき、
ブランド哲学として
皆さんにお伝えできたことは
良かったなぁ、と。

ブランド作りに大切なのは

1ストーリー

2オリジナリティ

3ブレないワタシ

そしてこの3つは女性起業家が
もっている強み
だと思っています。
情熱、こだわりを貫く力、
感性ゆたかな発想力。

そして横浜という
つながり意識の高いまちで
こうして素敵な女性たちと
交流できたことは、
私にとっても大きな収穫でした。

子育てママから80代の
おばあちゃんまで
さまざまな年齢、業種の女性たちが
集まった起業女子会。

参加してくれた友人たちと。 みんなで一緒に頑張ろうね!

閉会後もずーっとみんな、
おしゃべりで盛り上がっていて。

最後に、参加した友人から
「いろいろ迷っていたけど
背中を押された気がする」
と言われた一言が、本当に嬉しかった。

ご参加の皆様、
ありがとうございました。
そして快くご協力くださった
モザイクモール港北
阪急商業開発の皆様にも感謝です。

 

 

 

なでしこブランド2018

横浜の田んぼと、

女性たちの健やかな

食生活を応援したい!

そんな想いから始めた

よこはま玄米PAN&Goの商品開発。

次年度の神奈川なでしこブランドに

認定されました!

神奈川県内の、女性が開発した

優れた商品を支援しようという

なでしこブランド、

今後はさまざまな機会で

皆さまにPRされるようです。

田んぼで米作りの話を聞いてから、

ずっと胸に温めてきた

お米愛♡

そして私の話に共感し

一緒に活動してくれた友人たち。

いろんな想いと人とが繋がって

小さな渦が少し広がった

ことに感謝します!

 

認定式には、ゼロ歳児と一緒に

開発に協力してくれた

管理栄養士の友人も一緒に記念撮影。

 

ちょうど同時期に

新規事業を始めた別の友人の

女子とも話していたのですが、

「たとえ小さくても、

動き続けることで

だんだん渦が広がるんだよね、

苦しくても止まっちゃダメなの」

と盛り上がりました。

 

私たちの働き方改革、

これからも頑張ります!

神奈川なでしこブランド2018認定のみなさんとプレス発表&記念撮影。タレントの 金子貴俊さんもゲストトーク。

続きを読む なでしこブランド2018

Start up! & Hands!

ついに! 商品開発を続けてきた
よこはま玄米を使った
インスタントごはん
「PAN & Go」が
発売となりました。

昨年は、果たしてちゃんと形になるのか、
ハラハラドキドキ、
試行錯誤しながら続けてきましたが、
ようやく皆さんの手に渡すことが
できたことは嬉しい限りです。

これも、開発に協力してくれた
SWCのメンバー、友人たち、
農家さんたちのおかげ。

初の発売イベントは、
東急ハンズ横浜店にて開催されました。

よこはま野菜のマルシェと
PAN & Go試食販売会を同時開催し、
たくさんのお客様と
直接お話できたことは、
今後の開発を進める上でも
大きな収穫でした。

ハンズのお客様は、
モノ、食へのこだわりが人一倍で
かつ意識の高い方々です。

そんな方たちだからこそ、
「なぜ横浜の玄米?」
「なぜフライパン?」
という開発ストーリーも、
すんなり共感してくださり、
その場で意気投合!
してしまうこともしばしば。
販売も忘れるくらい、
皆さんとの交流を楽しませて頂きました。

食べて応援!食べる元気!
よこはまの農を元気に、
そして食べたひとも元気に!
なることを願って作った

「PAN&Go」、
たくさんのひとに届きますように!

販売は東急ハンズ横浜店(1個から買えます)のほか、通販サイト(6個からのセット販売のみ)にて。

たねまるしぇ 通販サイト http://pan-go.smart-womens.org

Amazon https://www.amazon.co.jp/PAN-Go-パン-ゴー-3種の味6個セット/dp/B071DN2PCJ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いただきます-food edu.

食べることは命を育むこと。
食育の現場を通して、
食の大切さを実感できる
映画『いただきます』の
親子上映会&みそ作りワークショップを
11月20日開催しました。

福岡にある高取保育園は
昔ながらの和食給食を実施していて
映画では、小さな子どもも
納豆、ひじき、みそ汁を
うっまい!もぐもぐと
おいしそうに食べていて
こちらまで食べたくなってしまうほど。

映画『いただきます』より
映画『いただきます』より

itadakimasu_babyseatトークセッションでは
VIN監督といろいろお話しましたが
「映画のためにおいしい顔
してるわけじゃなく、
これは天然のおいしい顔。
子どもたちはみんな残さず完食します」
とのこと。
保育園の園庭にある丘で、
思いっきり遊ぶ子どもたちは
お昼にはお腹がぺこぺこで
おいしく食べられるんだそう。

右はVIN監督
右はVIN監督

都会の保育園では子どもが走り回る
環境もなかなか難しいけれど、
ここは地域の人たちが一緒に、
子育ての環境を守ってきたから
きちんと自然が残されている、
そんな話を聞いて共感しました。

また今回は、ウーマンエキサイトの
「WEラブ赤ちゃん 泣いてもいいよ」
プロジェクトに賛同し、
お母さんたちが赤ちゃんと一緒に
鑑賞できるようゴザ席も用意しました。
映画とリンクして赤ちゃんのリアルな
泣き声が響く会場は、
とても温かなムードに包まれ
参加者も「子育てのために協力したい」
とみんなの気づき、交流も生まれました。

リラックスした雰囲気の中、
赤ちゃん連れのお母さん、
働く女性保育士さん、
おばあちゃんなどさまざまな方々がご参加。
皆さん、自分なりの発見、
気づきを得てイベントを楽しんでくださいました。

映画上映会のあとは、
みそ作りワークショップを開催。
参加者全員が「みそ作りは初めて」
という方ばかりでしたが
みそ作りは、意外とカンタン。
「おいしくなーれ!」と
気持ちをこめながら、
ぺったん、ぺったん、
みそ玉を作っていきました。

 

miso-works

アンケートで頂いた皆さんの感想にも感激です。

「0才の子どもが食事の時に指差して“これ食べたいよ”と伝えている姿を見て、私まで嬉しくなりました。食べることは生きること、というのはよく聞きますが、食事が子どもたちを育んでいると実感できる映画でした」(保育園 副園長)

「日本人で良かった〜と思いました。日本の食を受け継いでいくことの大切さ、もっともっと純粋に命、食について考えていかなければと思いました」(保育士)

「わが家でも和食を中心にした食生活をしていますが、まだまだ足りないと思いました。保育園は一日の大半を過ごす場所なので、映画の高取保育園はとてもうらやましい環境です。自分なりに工夫していきたいです」(OL)

「全部、美味しかった! 家庭の和食力を強めるために、この映画はパパ、ママ、ジジ、ババ、みんなで観るようになればとても良いと思います」(自由業)

「横で赤ちゃんの声がする中で、この映画を観ていると、子どもの未来のためにベストのことをしてあげなくちゃ!という気持ちになりました」(保育士)

「こんなに心地よい映画、人に出会える集い、人生ってなかなかいいなぁって感じです。育児に関しては、まずは自分から変わることだ! と思いました」(主婦)

「自分の食生活との差にびっくりしました。普段和食をあまり食べないので、今後少しでも取り入れられるように試していきたいです」(OL)

「家族4人で久々に映画を観れました。夫が食事の大切さを映画で感じてくれたことも嬉しかったです」(OL)

「子どもの時に本物の味覚を知っていれば、大人になってもごはんとみそ汁に戻ってくると思うので、もっと子どもたちに食生活の大切さを伝えたい」(OL)

—–こうした皆さんの感想が聞けたことは、私たちにとっても大きな収穫です。ご参加の皆様、ありがとうございました!

映画『いただきます』親子上映会&みそ作りワークショップ

開催日:2016年11月20日

会場:吉野町市民プラザ

映画いただきます HP  http://itadakimasu-miso.jp

Fish ‘n sustainable

持続可能な魚食を考える、SH”U”Nプロジェクト

お魚、ちゃんと食べていますか?
先日、国立水産研究・教育機構主催の
SH”U”Nプロジェクト
外部レビュー委員会が開催され
私も委員として参加しました。

このプロジェクトは、
いってみれば日本版MSC認証、
(Marine Stewardship Council)
みたいなもので
日本独自のお魚のエコラベル評価を
考えましょうということからスタート。

sakana1現在、魚種ごとに資源の状態、
生態系・環境への配慮、
漁業の管理、地域の持続性、
健康と安全・安心などさまざまな角度から
データ収集と評価が進められています。

こうしたプロジェクトの背景には
2020年のオリンピックに向けて
環境に配慮した水産資源を考えることや
「日本は魚を穫り過ぎている」などという
海外からの批判にもきちんと答えられるよう
公正かつ客観的な調査を進める
目的もあります。

いま世界では、水産資源の約3割が
過剰に漁獲されている状態にあるそうで(FAO2016)
持続可能な開発目標(SDGs)でも
海洋生物資源の持続可能な利用が記されています。
今後はこの3割の資源を適切に管理し回復させ、
また残りの7割についても
持続可能な漁業開発を続けることが大切です。

shunpro1 さて、委員会では私は消費者の立場から
本プロジェクトの意義について問い、
点数評価が消費者、漁業者に
及ぼす影響や有効性を確認しました。

果たして点数でどこまで伝わる??
というのも今後検証が必要です。

また今年はサンマの減少が話題となりましたが
水産資源の変動には、漁業だけでなく
温暖化による水温上昇、
公海における他国籍漁船の影響など
さまざまな要因があります。
そうした評価は考慮されていないことも
気になり意見しました。

印象に残ったのは、研究者の仮説です。
「国際的な環境フォーラムでは、
日本は世界中の水産物を集め、
遠洋漁業を行い、どん欲に水産物を利用しているので
日本沿岸の生態系は荒れ果て、
乱れているというイメージを持たれることがあるが
実際に日本に来ると津々浦々に漁協があって
海がきれいな環境に驚かれることが多い。
日本沿岸の環境というのは、
荒れ果てた乱獲の状況にはない、というのが
一つの作業仮説。
本プロジェクトをきっかけに
データを集め検証し、
必要なところは改善していきたい」

との意見に私はとても共感しました。

水産、漁業の専門家の皆さんが
居並ぶ委員会ですが
私は消費者目線、環境目線で
今後も参加したいと思います。

里海という言葉があるように、
私たちは海を身近に感じながら
暮らしてきた歴史があります。
ちゃんと人の手が加わることで
自然と共存し、海の資源を守っていける、
そういうつながりを取り戻す
きっかけにもなれば、と願います。

 

 

ITADAKI-MASU

夏休みの終わりに、
山梨県道志村の養老の森で
「命をいただくということ
猟師さんと歩く森学」を開催。

deer_hunting

水資源保全協議会主催の
このイベントは、
都市と里山をつなぐことをテーマに
横浜市民の水源の森、道志村を
もっと楽しもうというところから
生まれたもの。

私は食育担当として協力し
猟師さんのおすそ分けの
鹿肉カレーを食べて
森で、猟師さんから
森と動物の話を聞こうという
プログラムを企画しました。

この日は養老孟司氏の
講演もあったせいか、
台風前日の荒天にも関わらず
大勢の親子が参加!

deer2でも、なぜ鹿肉?
かといえば、いま日本の森では
鹿が増えすぎて森や畑が荒廃する
ということが起きています。

「昔は、この辺は雪深くて
鹿もそれほど多くなかった。
でも温暖化のせいか温かくなって、
冬を越せるようになったかもしれねぇな」

地元の猟師さんが教えてくれました。
また全国で猟師人口が激減したり
植生が変化したのも理由のようです。

でも、もともと森は動物たちのすみか、
害獣って呼ぶのはどうかな?
と、ふつふつしていると

「昔から、鹿は山の神様の分け前
っていって感謝の儀式があるさぁ」
と猟師さん。

普段、私たちは機械化された
スーパーの肉を食べ、
いつのまにかそういう
「自然への感謝」を
忘れている気がします。
昔の日本人は、里山暮らしをしながら
狩りをし、自然と共存してきたわけです。

「命をいただく」って何だろう?

その意義を考えていた時に
ある言葉に出会いました。

故宿人身
同証仏果

命尽きた生き物はそれが因縁ゆえ、
(食べられて)人間の身になることで、
人と同化し成仏することができる・・・
という意味の諏訪大社の勘文。

諏訪大社では、狩猟神にあやかって
鹿肉を食べる免罪符を発行していたそうで
そこにこの言葉が書かれているそうな。

また、鹿肉は牛、豚肉に比べても
鉄分、たんぱく質が多く
まさに私たちの血、肉となる食べ物。

そんな話をあれこれしながら
みんなで頂いた鹿肉カレーは、
格別の美味しさでした!

そして思いのほか、子どもたちの
理解力がしっかりしていて
「うん、わかる!」的な反応。
森好きの子どもたちは、頼もしい〜。
また参加者からは
「若い人も、もっと森で猟をしたいと
思うようになれば森の保全に役立つよね」
「鹿肉、意外と柔らかくて美味しい」
などの意見も頂き、うれしい一日でした♡

 

 

 

 

 

『こどもみどりアップQ』

森はなぜ大切なの?

森がないとどうなるの?

税金て何?

なんで森のためにお金を払うの?

そんな子どもたちのギモンに答える、
『こどもみどりアップQ』
できました。

私が委員を務める
横浜市みどりアップ計画
市民推進会議
広報部のみんなと
職員の皆さんとで
「子どもにお金の話って、
どうしたら伝わるかな?」
と悩みながら
一緒に作った別冊版。

下記からダウンロードできます。

『子どもみどりアップQ』
A3裏表印刷 四つ折り
mm-midoriupq-kodomo

里山×都市、水でつながる私たち

私たちが毎日飲む水は
どこから来るのでしょう?

水道の蛇口のその向こう、
ずっとずっと辿っていけば、
水源の森があります。

SONY DSC

山梨県道志村での森林保全活動、
「私たちの水源、木こりワーク」は、
都会に住む私たちも、
水源の森に感謝して
森を元気にするお手伝いをしましょう、
という気持からはじめたもの。

4年目!となる今年の第一弾、
9月27日には、私たちの団体
スマート・ウィメンズ・コミュニティと、
BESSフォレストクラブさんとの恊働で
楽しいワークショップを開催♪

ノコギリ片手に間伐作業をしたり、
猟師さんのお裾分けの鹿肉で
カレーを作って食べたり。
参加者みんなで、都市×里山交流の
これからについて意見交換したり。

kikori_works1 かつては鬱蒼と暗かった
道志村の水源林も、
今はここへ来るボランティアが急増し
間伐作業も進んだようで
太陽が差し込む明るい森に
変化しつつあります。
ただし森全体を変えるのはまだまだ
気の遠くなるような作業です。

それでも意義があると思うのは、
ボランティアが活発になることで
村おこし協力隊の若者や来村者が増え
過疎化している里山が、
少し、活気づいてきたこと。

都会にいたら気づかないけれど、
源流をたどっていくと気づく大切なこと。
都市×里山のつながり、
これからも大事にしていきたいものです。

kikori_works2

山梨にて

木こり女子の活動報告のため、
山梨県主催の「森ガール・木質バイオマスフェア」に
講演者として参加しました。

山梨県では、豊富な森林資源を活かして、
木質バイオマスの推進が進んでいます。

今年は、木質バイオマス元年とでもいうべき、
大きなプロジェクトが全国で進んでいるそうですが、
利益追求型の大型プロジェクトの場合、
持続可能な木材調達を前提としなければ難しいだろう、
という現状解説のお話がとても印象的でした。

木材の利活用はどんどん進めて欲しいけれど、
無計画に進められるのはいかがなものか、と。

そんななか、私は地域活性のための
女性ボランティアの活かし方について、お話させて頂きました。
木こり女子の活動は、まず都会と水源の森のつながりを、
より多くの人に知ってもらい、地域に足を運んでもらうこと。
そして森の現状を理解したうえで、
問題意識を持って、生活を見直してもらうこと。

また森のボランティア活動を、地域資源の一つとしてとらえたら、
都会から若い人たちを呼び込むきっかけにもなる。
そうしたお話をもとに、さまざまな方と意見交換できたのも収穫でした。

IMG_2981

なでしこ力、脳力の引き出し方

先日、有隣堂伊勢佐木町本店で開催された
ビブリオバトルに出演しました。
各自、おすすめ本を持って5分間のトークで勝負するという知的ゲーム。
私がおすすめしたのはなでしこジャパン
佐々木則夫監督の「なでしこ力、次へ」。

ちょうどワールドカップ男子が敗退したあとだったんですが、
なでしこはなぜ想定外の力を発揮して優勝できたのか?
男子へのモヤモヤした気持ちをぶつけつつ、
佐々木監督流の女性脳の上手な使い方をお話しました。
以前、佐々木監督にインタビューしたとっておき裏話も披露しつつ。

頑張る女性はもとより、
女性を部下にもつオジサマたちにも読んで頂きたい本です。