チョイモビ ミーティング

チョイモビって知ってますか?
いま横浜市で実証実験が行われている
日産の超小型電気自動車のことで
みなとみらいはじめ、ベイエリアを中心に展開しています。

先日、このチョイモビのファンミーティングが行われて
私もパネラーとして参加しました。

「チョイモビは街と人をつなぐコミュニケーションツールです!」
というのが私の、実際に乗ってみての感想です。

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チョイモビで走っていると、必ずといっていいくらい、
子供や、おばあちゃんたちから、声をかけられます。

「かわいい!」

「ソレ、なあに?」などなど。

自転車でもなく、バイクでもなく、
それでいて何か未来の乗り物っぽい不思議な存在感が
街の人の関心を引きつけるようです。
ちょっとユーモラスな”ヌケ感”も、声かけやすいんでしょうか。

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以前、ある自動車デザイナーと話していた時に、
「未来のクルマは、街と一体化するする」というようなことを伺いました。
単に社会インフラとして必要なだけじゃなく、
街の風景や、人に、もっと寄り添うものになるだろう、と。

おそらく自動車は、これから趣向性の高いものと、
社会インフラとして公共性の高いものに、
二極化していくのかもしれませんね。

ファンミーティングでは、すれちがい時の合言葉も誕生しました。
合言葉は「チョキvモビ!」
このチョイモビ見つけたら、ぜひVサインしてみてくださいね〜。

なお当日のレポートは、下記サイトにて紹介しています
http://www.choi-mobi.com/topics/enjoy/430 チョイモビサイト

TED風 thinking

英語でメッセージを伝えること。

先日行われた「心をつかむ英語プレゼンテーション」
(NHKエデュケーショナル×TOEIC主催)に登壇し、

森での活動について英語プレゼンに挑戦しました。

タイトルは「Challenge of Logger Women!」

英語による、TED風のプレゼンテーションを

600人もの観客の皆さんに聴いて頂きました。

仕事での説明型プレゼンとは異なり、

いかに相手の心に響くメッセージを伝えるか? を

考えることの難しさを学んだ今回。

言葉の枝葉を削ぎ落とし、

いちばん言いたいことをシンプルに、ストレートに。

英語ならではの思考法って、違うんだなーと。

リハーサルでは、頭真っ白!になってどうしようと不安でしたが、

本番では観客の皆さんが、うんうん、とうなずきながら

耳を傾けてくださるのを見たら、一つ一つの言葉が大切に思えて

会場と交流しながら「伝えたいことを伝える」ことができました。IMG_3035

「Our city life is supported by the forest, So I do keep going, and acting for saving our forest!」

〜木こり女子の挑戦、いろんなカタチで拡げていきます〜!

山梨にて

木こり女子の活動報告のため、
山梨県主催の「森ガール・木質バイオマスフェア」に
講演者として参加しました。

山梨県では、豊富な森林資源を活かして、
木質バイオマスの推進が進んでいます。

今年は、木質バイオマス元年とでもいうべき、
大きなプロジェクトが全国で進んでいるそうですが、
利益追求型の大型プロジェクトの場合、
持続可能な木材調達を前提としなければ難しいだろう、
という現状解説のお話がとても印象的でした。

木材の利活用はどんどん進めて欲しいけれど、
無計画に進められるのはいかがなものか、と。

そんななか、私は地域活性のための
女性ボランティアの活かし方について、お話させて頂きました。
木こり女子の活動は、まず都会と水源の森のつながりを、
より多くの人に知ってもらい、地域に足を運んでもらうこと。
そして森の現状を理解したうえで、
問題意識を持って、生活を見直してもらうこと。

また森のボランティア活動を、地域資源の一つとしてとらえたら、
都会から若い人たちを呼び込むきっかけにもなる。
そうしたお話をもとに、さまざまな方と意見交換できたのも収穫でした。

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余白という、住まい方

11/21からスタートした「スマートな住まい・住まい方カフェ」に

私もコーディネーターとして参加、

講師と参加者とをつなぎながら

一緒に住まい、住まい方、そしてまちのことなど、考えています。

第1回目のカフェで印象的だったのは、

「余白を残した家をつくる」ということ。

余白によって、そこに住まう人が主体的に空間を作っていくことができる

というお話は、これからの新しい住まい方の一例を示しているように思えました。

モノよりコト、ひとが大事であるということ。

それは家だけじゃなく、まちづくりでも同じことがいえそうです。

くわしくはこちらの第1回目のレポートで。

「住宅は、住むための道具である」——–まるでコルビュジェのモダニズムに疑問を投げかけるかのように、これからの時代の“住まい方”の新しい キーワードを導き出した第一回目の「スマートな住まい・住まい方カフェ」。講師には内山博文さん(株式会社リビタ)を迎え、革新的なリノベーションを手が けてきたこれまでの住まい提案と、これからのまちづくりについてお話を伺いました。

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今後、2015年2月まで全5回の講座が開かれる予定です。

ぜひご参加ください。

スマートな住まい・住まい方カフェ
主催:株式会社テレビ神奈川/横浜市

消費者教育シンポジウム

11/21神奈川県主催の消費者教育シンポジウムにパネリストとして登壇。

テーマは、消費者市民社会〜地域からの発信。

消費者市民社会というのは、

最近よく使われるようになった比較的新しいキーワードですが、

私たち市民が、主体的に行動しながら

持続可能な社会を作っていきましょうという提言です。

私がお話ししたのは、3年前から取り組んできた

「ローフットフード」の普及啓発事業について。

東京都市大学 伊坪徳宏研究室の学生さん達と活動を続けてきましたが、

LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から、

食を見直し、環境負荷を減らそうという試み。

というと何だか難しそうですが、簡単に言うと、普段食べてる食材から、

資源の無駄、エネルギーの無駄(CO2削減)をなくそうということです。

Shouhi Symposiums

とくに水資源は、地球規模で考えなければいけない課題で

水の豊かな日本では、なかなか意識することは難しいかもしれませんが、

一人ひとりが家庭でできる、小さな行動が、地球の環境にもつながっている

ということをまず理解してもらうことが大事だと思っています。

海外、なかでも米国は、市民の側の意識も高く、企業の環境への取組みが

直接消費者の購買につながるため、情報開示も徹底しています。

日本の場合、情報開示が非常に遅れていて、それが良くも悪くも作用しています。

あるグローバルチェーンは、米国では情報開示をしていても、

日本ではNGという不思議な現象が起きていました。

(その後、大きな問題が起きて情報開示するようになりましたが・・・)

そうした状況が変わるためにも、

私たちはかしこい消費者となることが必要です。

また、今後グローバルに日本の食が注目され、発展するためにも

情報開示はきちんと行われていくべき、と願います。

神奈川は食に関しては消費地であると同時に生産地でもあります。

だからこそ、私たちが主体的に発信、行動すべきことも大事なんです。

かながわの消費 ニャン吉

 

 

 

 

 

 

プリマドンナの感性

東京バレエ団プリンシパルの上野水香さんをインタビューした記事が、

セゾン プラチナ AMERICAN EXPRESS CARD 会員誌

10月号に掲載されています。

日本を、世界を飛び回って活躍する水野さんに、

忙しい時間の中での、感性の磨き方について伺いました。

 

忙しく集中している時は、つい気が張り詰めて他のものが

目に入らなくなってしまいがち。

でも、上野さんはそんな時でも、

街やひとを観察する楽しみを忘れない。

そのココロの余裕が、舞台の上の感性にもつながっているのかもしれない、

そんなことを気づかせてくれました。

きっと、プリマドンナとなるまで、

たくさんの険しい山を乗り越えてきたに違いないけれど、

険しい山の苦しさも、夢中になるうちに楽しく進んでいくような

強さと、ふんわりした天然な感度を持ち合わせた、魅力的な女性でした。

11月29日には、神奈川県民ホールで初のプロデュース公演が行われるそうで、楽しみです。

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Diamond Princess、感動の通過

はじめてのクルーズ、大型客船のダイヤモンド・プリンセスに
乗って旅をしてきました。
とはいいつつ、半分仕事なのですが。

旅の模様は取材記事でも触れるとして・・・、
船に乗ってまず最初に驚いたのは、ベイブリッジの通過です。
デッキから見上げるベイブリッジは、もうすぐそこにあって
「ぶ、ぶつかる?」というくらいだったのですが、
ほんの少しの差で難なく通過していきました。
あまりのスリルに通過時は拍手が沸き起こったほど。

もともとこの船、英国船籍ではありますが、
生まれは日本。三菱重工の長崎造船所で作られたそうです。
ベイブリッジもちゃんと通過するように設計されているのはスゴイですね。

9%の憂鬱。消費生活相談から。

65,595件。
実はこれ、H25年度の神奈川県内の消費生活相談の苦情件数です。
昨年度に比べて9%の増加となりました。
先日行われた、神奈川県の消費生活審議会では、この9%が議論されました。
なぜ増えたのか? 対策は? 暮らしの変化は? などなど。

今年度より私も消費生活審議会の委員として参画させて頂き、
生活者の視点から、暮らしの変化について意見しました。

苦情相談の1位はデジタルコンテンツ、
また増加の目立つ商品は健康食品で前年度の2.3倍、
そして年々増加する住宅リフォーム工事も前年比15%増加。
高齢者の苦情相談は21.3%増加。

こうした背景には、やはりネット社会の普及があります。
従来、高齢者と呼ばれてきた世代の人たちもスマホなどの普及により
今ではネットを使いこなすようになりました。
また高齢者の弱みにつけこんだ、訪問販売も増えています。

けれども、数字に見えないもっと深いところでは、
高齢者の単身世帯が増えているということも関係あるかもしれません。
昔なら「おばあちゃん、それはやめたほうがいいよ」とか
「じいちゃん、それは僕が買ってくるから」という家族が一緒に
いたのですが、単身ゆえに身近な人に相談できずに
詐欺に引っかかってしまう・・・・という苦情が増えていることも事実でしょう。

そう考えると、実は急増している“オレオレ詐欺”も、
問題の根本は高齢者の問題というよりも、
核家族化による単身世帯の増加という
暮らしの変化が実は大きな要因なのかもしれません。

@敬老の日に。

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photo Public Domain成瀬巳喜男

なでしこ力、脳力の引き出し方

先日、有隣堂伊勢佐木町本店で開催された
ビブリオバトルに出演しました。
各自、おすすめ本を持って5分間のトークで勝負するという知的ゲーム。
私がおすすめしたのはなでしこジャパン
佐々木則夫監督の「なでしこ力、次へ」。

ちょうどワールドカップ男子が敗退したあとだったんですが、
なでしこはなぜ想定外の力を発揮して優勝できたのか?
男子へのモヤモヤした気持ちをぶつけつつ、
佐々木監督流の女性脳の上手な使い方をお話しました。
以前、佐々木監督にインタビューしたとっておき裏話も披露しつつ。

頑張る女性はもとより、
女性を部下にもつオジサマたちにも読んで頂きたい本です。

里山資本は、甘い?苦い?

道志村で続けてきた“木こりツアー”も今年で4年目。
この6月まで、国土緑化推進機構 緑の募金事業により推進してきましたが
今回は森の間伐と同時に、山の植物の多様性を探る
“野草狩り”をスマート・ウィメンズ・コミュニティ主催で6月に行いました。

わらび、山ぶき、サンショウ、シソ、よもぎ、ウド…etc.
ほんの1時間の間に、こんなにも! というくらい
たくさんの野草たちに遭遇。
とくにわらびは、見事なほど群生していました。

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4年前、森を訪れたときは下草も生えないような場所でしたが、
ボランティアの間伐と手入れによって、
こんなにも豊かになった、ということを実感。

試しにわらびをとったその場でかじってみると、
甘くてびっくり!
通常、わらびなどの山菜はアク抜きをしないと渋くて食べられませんが、
野生のとれたてわらびはこんなにも甘いのか、と。

その昔、里山で暮らしてきた日本人は、
こんなふうに森の恵みを暮らしに取り入れてきたんだなぁ、と
里山の豊かさを、改めて知るきっかけにもなりました。

世間では「里山資本主義」などと話題になっていますが
その資本である、森の恵みをこれからも絶やさないためにも、
まずは森の大切さと楽しさを、たくさんの人に知って欲しいものです。
今はボランティアに頼るしかない道志村の森林保全ですが、
もっと多くの人が興味を持つことで山が元気になるといいな、と思うのです。

次回は秋に開催予定。お楽しみに。

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Love your Life—大切なモノ、ひと、コト。